Magic hour

空に手を翳して

FREESTYLE 2020

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※この記事は、2020/11/27 00:12 にnoteに投稿した記事をそのまま移したものです。





 11月26日。
大野智さん、お誕生日おめでとうございます。
と書いていたら日付が変わってしまいました。
間に合わせられず面目ない。Spotify LIVE最高でした。

だんだんと冬の足音近づくこの季節に、FREESTYLE 2020についての感想を綴りたいと思います。

cafeと個展、ありがたいことに両方行けてとても喜ばしく思っています。感染対策をしつつ直行直帰しました。私にとってはじめてのフリスタでした。作品集はまだ読めていません。完全に記憶に基づいた当時のメモをこの記事にしているので、間違いなどありましたらごめんなさい。

まずはcafeの方の感想から。日記のようなメモのような感じでお送りします。

中に飾ってあった絵
筆致が生きていた。その"生"になんだか泣きそうになった。

グリーンヘッド 
吸い込まれそうだった。横顔に惹かれた。正面から見ると明るい目をしていることに気づく。

ウサギのロゴも茶色に金の組み合わせもその背景がブルーなのもとてもとても好き。壁のブルー×グリーン×ブラックの絵も絶妙に好き。レシピまで届けてくれてありがとう。大切にします。
後日、妹が作ってくれました。美味しかったです。妹はかなりアレンジを加えていて、妹スペシャルみたいになりましたが大野さんも感覚で色々入れてらっしゃったので美味しければオッケーということで…!

智のパイナップルジュース
綺麗なブルーのジュース。
パイナップル飴のような甘さ。微炭酸。スッキリ感。
最初甘いのにその後は甘ったるくなくて不思議だった。残りすぎない甘さ。美味しい。舌がブルーになって楽しかった。

智のカレーパン
普通に美味しかった。香りを嗅いだ段階では辛いかな?と思ったけど食べてみると思ったより辛くなくて食べやすかった。生地もかたくなくて好き。

青空が出ている日だったので爽やかであたたかい気持ちになった。良い秋の日でした。



続いて個展の方。いきます。こちらも日記/メモテイストで。

大野さんらしくて、わかるようでわからなかった。そりゃ私は大野さんではないから、わかるわけがないなと納得した。でもあらゆる大野さんが随所にあった。全部で大野さんなんだなあと漠然と感じた。嵐のメンバーも、生きる中で抱える葛藤も幸せも、色々な感情も、全部が大野さんをつくっているんだなと思ったし、そんな大野さんが好きだなと思った。

複雑で、まっすぐで、シンプルで、私は美術に詳しくもなんともないんだけれども、とても印象的な作品ばかりだった。

瞳の描き方、命の灯し方、それがとても好きだと思った。瞳が右側に、黒い波?もやもや?が左にある過去作品の瞳が、澄んだ意志を持った黒い輝きを放っていて、見ていてぐっと引き込まれた。

cafeに飾られていた絵を見たときも思ったけれど、筆致が生きてる。明かりに照らされて絵の具が光る様がまぶしかった。生きてる(何回言う?)

グリーンヘッドっておもしろいよね。なんかすごい楽しそうだった。色々ありながらも、希望を失ってない顔してた。元気でた。カイトを見つめる大きなグリーンヘッドって図は思わず写真撮りたくなる。あそこだけが撮影可能ゾーンだったけど、それがちょうど良いかもしれない。 撮ることより見ることを優先する方が良いと実感した空間だった。ガッツリ2時間、大変面白かったです。ありがとう。

あの細密画、自分を表していると私は解釈したけれど、そこに嵐のメンバーの名前とあのロゴのシックでキュートなウサギと"遊"、"死"、"妙"の字が入ってるのめちゃめちゃ大野さんだなと思った。
さようならって左下にあるのを見つけたときにはなんだか胸がきゅっとなった。

数学の2点のテスト、"大野智"の字が上手くて100点だった。その前のところで林の中の大野さんを見てうるうるしてたから急に微笑ましかった。
真ん中のクリアケースの中に入った思い出たちの中で、あやとびでしか賞状をもらってないのが正直意外だった。建物の絵とか既にあんなに上手いのに。評価だけが人間の動力ではないよなあ、好きだから描くんだろうなあと大野さんのスタイルを受けて自分はどうだろうかと色々振り返ったりもした。大野さんも中学の美術の授業でスプーン描いたりテストで自分の手を描いたりしとるんやなあと思うと胸の奥がじんわり暖かくなった。作文もあったな小学生の時の。
七五三かな、の大野さんの写真かわいかった。写真やそういう足跡たちがしっかりとってあるの、愛だなあと思った。親御さんの愛に天を仰いだ。愛されてる。愛を受けて育った人は他人にも優しい。

大野さんの活動が、姿が、見えたあの白いキャンバスがある一角。画材が散っていて、3脚の4つ脚椅子がおいてあったあの場所。線を広げる絵が横にあった。椅子に座って絵を見つめてる大野さんや絵の真正面に立って少し遠くから絵を眺める大野さんがなぜかなんとなく見えた。後者はあのネトフリの予告みたいなことですそうそれです。
真ん中に置いてある白いキャンバスは、まだ未定な未来を表しているように感じられた。なんにも決めてない、あるのは休むという事実だけ。人生って、そうあってもいいんじゃないかなと思った。目の前のことを一生懸命。大野さんらしいな。

過去と今しかなかった。それが心地よくもあり、痛切でもあった。刹那的というかなんというか。切ない部分がないとは言えないけど、未来が見えるのも時として残酷だから、はっきりとは見えなくて、よかったとも思った。
過去と今に真摯に向き合って、作品をつくって、ファンにそれを届けてくれる、あれを誠意と言わなければなにを誠意というの というくらい、誠実な空間だった。あれは愛。

ああ、こうやって書いてる間にSnowflakeとか言葉よりも大切なものとか流してくる私のiPhoneマジなんなん…優秀。

ジャニーさんの絵にはどこか不思議なパワーがあった。彩度が高めの色が多く使われていて、ギラギラしたポップみたいなものを感じた。原色だけが塗ってあった訳じゃないけれど、イメージとしては原色!みたいな。
様々な色で分けて塗られているのに、ガチャガチャしてなくてしっくりくる(ストンと入ってくる)絵だった。ジャニーさんはそういう人なのかもしれないし、大野さんがジャニーさんにそういう印象を持っていたのかもしれない。私はジャニーさんを実際に見たことがないからわからないけれど。

ランタンの絵に使われている銀色の、熱を持って溶けて垂れているような質感に惹かれた。温度がそこに感じられた。

大野庵のちょっと不思議な雰囲気も好きだったな。 
カイトの掛け軸?の下のところにガマドンチャームがたぶんいて、銀色にきらりとさりげなく光っててかわいかった。
窓枠から中を覗くのも趣があって楽しかった。少し奥にあるのを見る形式だったカラーのタツノオトシゴのところにもAMNOSが入ってた。細密画もそうだけど、大野さんの心の大事なところに嵐のメンバーがいるの、昔も今もずっとブレてないんだなあと思って心にぐっときた。
他のところにもあったけれどカラーの丸の上にカラーの丸を重ねてさらに銀の丸を重ねる、男の子の絵の裏に描かれた男の子の絵(伝わるか…?)、とても根気がいるだろうけど楽しいだろうなと思った。ベースに黒を塗ってからカラーの丸を描いていって、さらにその上にカラーの丸を重ねて、その上に銀の丸を描く。その丸が絵を作っている。どれだけかかったんだろう。

ジャニーさんの絵があるゾーンで黒地に黄色?黄緑?の線を広げる絵に夕日が差していた。痛まないのかちょっと心配になったけれど、黒い壁とともに照らされて、時を感じた。

嵐のメンバーにプレゼントした絵たち、どれも個性的で面白かった。こわかったりメンバーの絵だったり。メンバーから大野さんへの絵も実際に見られて嬉しかった。大野さんが相手を思いながら絵を描く時間、メンバーが大野さんを思いながら絵を描く時間、途方もなく深い愛がそこにあるなと思った。

2008年のおおのさん、2015年のおおのさん、2020年のおおのさんが並んでいた最後の方のところ、いやどれもかっこいいけど、やっぱり今の大野さんがいちばん格好良いなと思った。経験を積んだ綺麗な顔。皺が愛おしい。

あの2分間、簡潔に言うと訳がわからないのにテンションがぶち上がった。白いタイツで、謎の箱?空間?の中でダンスしている大野さん。という映像作品。面白かったけれどもなにが込められているダンスだったんだろう。すこぶる興味深かった。
あらゆる角度から大野さんのダンスを観られてワクワクが止まらなかった。自らがダンスする姿を作品としていた。"大野さんが随所に"の大きな要素のひとつ。
めちゃめちゃ身体を操れるひとじゃん…(オタク1日目?)

大野庵のひとつ前のコーナーあたりを見ていたあたりから外の夕焼け空が本当に綺麗だった。東京のど真ん中に建つタワーから見る夕焼け。下から上へ、オレンジからブルーのグラデーションがとても美しかった。山も綺麗に見えて、富士山かなと思っていたら2分間の映像の前のところにいた係の方が富士山だと親切に教えてくださった。そういう話も交えてくださって粋だなと思った。目に焼き付けたい、52階からの景色だった。ここに来なかったらあんな美しい夕焼けは見られなかった。これも大野さんがくれたものかもしれないなあなどとあたたかい気持ちに浸った。2分経って出てくると、場所の移動によって見る方角がずれたからというのもあるけれど思ったより空が暗くなっていて、魔法みたいだと思った。夢の終わりのような寂しさを覚えた、

そのあとの制作風景の写真、描いてる制作途中のおおのさんの顔が生き生きと楽しそうで、今後もそうやってなにかを作る瞬間があって、それが最終的に楽しいものであったらいいなあと心から思った。

大野さんが山の中で作品たちのそばで寝転んでる写真と、大野さんの小さい頃の思い出が詰まったクリアケースと、ジャニーさんの絵と、歴代の大野さんの顔の写真と、制作風景の写真たち〜黒シャツの大野さんの写真〜最後のメッセージのところでは涙が特に込み上げた。多いね。定期的にうるうるしていました。
大野さんは一歩一歩生きてきていて、今もそこに生きてる。どうかずっとずっと幸せでいてね。という気持ちになった。

孤独とか人っぽくないとかそういう印象を大野さんに対して少し抱いていたこともあったけれど、たくさんの人と関わって、たくさんの人に愛されて、たくさんの人を愛して、生きているんだな、そこに居るんだなという印象の方が作品を見るうちに強くなった。

大野さんに対して、多彩とか才能があるとかそういう簡単な言葉しか出てこない自分の語彙力の無さが情けないけれど、持っている色々な力も、優しく自由な、愛に溢れた生き方も、全部が大好きだ。好きだから取り組んでいる、楽しいから絵を描いている、その姿勢がめちゃくちゃ好きだ。

こちらこそ本当にありがとう、大野さん。
丁寧にありったけの愛を伝えてくれてありがとう。
あなたが届けた大きな愛が、
あなたに返ってきますように。
幸多からんことを。



改めて、お誕生日おめでとうございます。


愛を込めて。



2020/11/27  わたぐも

 

 

 

 

 

NOT FOUNDが私にくれた鍵

 

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※この記事は、2020/11/08 15:05 にnoteに投稿した記事をそのまま移したものです。

 
 

 

 

こんな世の中、という表現をマイナスの意味でしてしまうことがある。

 

ここで私が言う"こんな"には、淀んだコミュニティを目の当たりにして感じる遣る瀬なさや自分の無力感への情けなさ、焦燥感と余裕のなさが漂う世間へのなんとも言えない気味悪さの類であったり消化試合のような日々を積み重ねがちな自分への嫌気、さらには誰かの意見に怯えざるを得ない社会の雰囲気へのもどかしさなど、さまざまな気持ちが詰まっている。どうせ自分も社会もそう簡単に変わりゃしない。そういう半ばさとりのような考えが常時私の脳内に蔓延ろうと様子を窺っていて、私はそれに度々屈してしまう。

 

11/4に発売されたSexy Zoneの19th Single 「NOT FOUND」を聴いた時、この曲には"こんな世の中"を切り裂いて抱きしめるような力があるのではないか、と思った。…切り裂いて抱きしめる。一見矛盾しているように感じるかもしれない。しかし願わくは私の希望を込めた感想を読んでいってほしい。

 

 

外野なんて言わせちゃいな そんなに何が気になんの?

君の感情全て出し切って 飛び込め

 

don't stop 捻じ込んで本能 

切望が絶望をぶん回して 叫んで泣いて生きて

どうにか僕らが生まれた存在証明を

胸にずんと来る詞ばかりなのでどの詞もしっかりと感じてほしいのだが、私はこの詞を歌う彼らの声を聴いた時、淀んだ社会や無力感を覚える人を、汲々とした世間や変わり映えのない毎日を、さらには誰かの意見を聞きすぎる今を、切り裂いて、前向きな明日への勇気をくれているように感じた。自分たちがやってみる、だから君もやってみないか、きっと良くできる変えてみなよと、訴えかけられている気がする。

 

 

 

痛み抱いて取り零さないで 

傷もなんもない心なんて

Oh…魅力なんてないでしょう?

ここがそうだよ叶えろbreak down 

始まりの場所になんだ

Oh…挑んで 何度も 描いて 何度も

また、これらの部分は、遣る瀬なさも情けなさももやもやした気持ちもすべて知って包み込んだうえで、前に進もうとする人に対してその気持ちをポジティブにぶつけてみろ大丈夫だと、ぐっと推進力をくれているように感じないだろうか。

 

サビの"物足りない""満たされない"の部分からも伝わってくるように、我々はもっと欲張っても良いのである。現状へのもやもやに蓋をしてしまうのはもったいない。二兎でも三兎でも、追いたいものがわずかでもあるならがむしゃらに追えば良い。よくさとり世代などと言われがちな年に生まれているが、別に悟って生きていかなくてもいいのだ。

 

NOT FOUNDを聴くと、感情をしっかりと表し、考えることをやめない、そういう温度を持った人間でいたいと改めて思わされる。人はただ誰かの言う通りに動く駒でもなければ、意思を持たない都合の良い人形でもない。

 

人生に、自分に、意味を見出していくのは自分自身であり、他の誰かにできることではない。この時代を選んだのは我々であり、この時代を今動かせるのもまた我々だけなのである。

 

 

この世の中が思うほど停滞していないことを、Sexy Zoneはいつも私に気付かせてくれる。"こんな"なんて、達観したような気になってあーだこーだ言っている暇なんて人生にはないのだ。"こんな"と感じるのなら変えるための一歩を踏み出せばいい。少しずつ。何度でも挑め。何度でも描け。一握りの可能性を、逃がすわけにはいかないから。

 

 

 

もうすぐ、夜が明ける。

 

 

 

 

 

2020/11/08 わたぐも

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

amaranth purple

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 ※この記事は、2020/09/30 00:05 にnoteに投稿した記事をそのまま移したものです。

 

 

 

9月30日。

作間龍斗さん、お誕生日おめでとうございます。

 

記念日は140字以内に愛を込めることが多いのですが、今年は作間くんの好きなところについて、140字以上の文章を綴ってみたいと思います。

ダンスや歌、性格、声など、好きなところはたくさんありますが、今回わたしが詳しくお話したいのは作間くんのグループ観、メンバー観についてです。

 

作間くんのグループ観やメンバー観、聞くと脳内にその図が浮かんでしっくりくるからとても好きです。

 

以下、それがよくわかる文章を雑誌から引用しつつ、話を進めたいと思います。途中からの引用なのでわかりづらい部分はありますが、あしからず。

 

ー壮大なお話に(笑)。煮詰まったときに、ポンとボールを投げる人って必要ですよね。そういう打ち合わせ中の暗黙の役割はあります?

井上「基本は優斗とガリさんが中心になっていて。俺もやりたいことが多い人なので、2人の投げたボールを見ながら、ポンポン投げ込む感じ(笑)。みんながいいねって思う案が出てきたときに、"こうしたら面白くない?"って」

ーいわゆる、1を10にする人。

井上「そう。俺ね、ゼロを1にできないんですよ。新たなものを生み出すのが得意じゃないから、そこはガリさんとかに頼りつつ。俺は、今あるものをどうやるかって考えるタイプなんだと思う」

作間「例えると…白いボールを優斗とガリさんが投げて、瑞稀くんが色をつけるんです。はしもっちゃんも色をつけるんだけど、たまに金色をつける(笑)。みんながいいなって色が出た瞬間、一斉にボールを掴みとる、みたいな」

TVガイドAlpha EPISODE CC HiHi Jets × channel

信頼のテレガイアルファから。ゼロを1にすることを"白いボールを投げる"、1を10にすることを"ボールに色をつける"と表現するところが、柔らかくてわかりやすいし的を得ているなと思いました。みんなの長所が上手く合わさって、納得いくまで話し合いがされていることがとても伝わってくる。このあと猪狩くんが付け加えたそやゆとの投げるボールの角度の違いや猪狩くんはたまに色付きボールを投げるという話、そのタイミングで作間くんは色の準備をしているという流れも好きです。

 

 

優斗は、優斗以外の4人の中心みたいな感じ。俺とガリさん、はしもっちゃんと瑞稀くんの4人で仕掛けを作った真ん中にいる、みたいな。強すぎる仕掛けを、優斗が分散させて中和させてくれているようなイメージですね。

週刊TVガイド 2020/03/27号

テレガイの15000字インタビュー。グループのバランスがこういう風にとられている、というのを強い仕掛けと分散・中和という形で表しているのが興味深いなと思いました。

 

 

 

あとこの話も。

 

髙橋優斗からは「作間はバランサーだよね」と言われることが多くて。積み上げた木を崩さないよう、順に抜いて遊ぶバランスゲームがあるじゃないですか。HiHiって、あのゲームみたいなグループで。ひとつのパーツが抜けると、すぐにガタつく。それが僕が入ったことで「崩れにくくなった」って言ってくれたんです。「"もし崩れたとしても、また5人で積み上げればいいじゃん!"っていう前向きさがみんなに生まれた」って。

Dance SQUARE vol.39 ジャニーズJr. 徹底解剖 作間龍斗

ダンスクのジャニーズJr. 徹底解剖。これは本人発の例えではないかもしれないんですが、グループがあの木のゲームに例えられていて、作間くん加入によって「崩れにくくなった」と言われた、という話がとても素敵だなと思いまして…。5人で前向きにどこまでも積み上げていくんだろうなと、胸が一杯になりました。

先ほど挙げたテレガイの15000字インタビューの中で、作間くんは優斗くんを"バランスを保ってくれる存在"だと表現していることと合わせて考えると、2人は違ったところからバランスをとる役割を担っているのかなと思います。グループ内での役割みたいなものについてはもう少し深く自分なりに考える時間をとりたいな〜わたしにはまだ上手く言葉にできないので、!

 

 

 

作間くんがする"状況や感じたことの言語化"に触れるたび、彼の目に映る景色のカラフルさに心があたたかくなる自分がいます。ありがとう。

 

急いで書いたためまとまりのなさが加速していますが、このあたりで文章をしめさせて頂きます。読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

作間龍斗さん、改めて誕生日おめでとうございます。

18歳もその先も、その感性を思うままに生かして日々を積み重ねていけますよう、願っています。もしよければ、あなたの見ているその景色をこれからも少しだけでいいので届けてくださったら、わたしとしてはとても嬉しいです。あなたの未来はきっと、鮮やかに違いないから。

 

 

 

 

 

2020/09/30  わたぐも

 

 

 

 

 

 

Summer Paradise 2020

※この記事は、2020/09/03 22:43 にnoteに投稿した記事をそのまま移したものです。

 

 

 

こんばんは。わたぐもです。

 

HiHi Jetsの皆さん、サマパラ2020、

3日間8公演お疲れ様でした!

 

ほぼ書き終えたのち下書きでまあまあな期間眠らせがちなのは私の直したいところです。それはさておき。

 

凄く楽しかった!

上手い言葉が見つからないんだけど、とにかく楽しかった。密度の高いライブだった。配信だからより一層映えるカメラワークや演出、バチバチに踊るダンス曲から爽やかなバラード曲、盛り上がる定番曲まで、色々な色が鮮やかな景色を織りなしていた。

 

ライブ自体だけでなく、ライブの要素(ずきうやユニットや、サイモン&ジョニーの登場を今思えば予告していた)動画、初日のインパクトある8×18本のISLAND TVの更新、投票形式で楽曲を決める企画、会場に行った気持ちになれたり(ISLAND TV「HiHiの日 Vol.144」参照)、ライブの最後のコールを体感できる動画(ISLAND TV「サマパラ終演後」参照)のUP、そういった色々なアイデアによって配信の良さを実感することができたし、配信というひとつのコンテンツに私自身が価値を見出せた。ずっとワクワクが続いて、見ている世界の彩度が上がったような心地だった。

 

ソロ曲もそれぞれの良さがつまっていたし、ユニットでやる歌も個性があって最高だった。毎回変わるセトリやMC、少しずつ違うセリフやコントや小道具、ラップの担当などといった要素が鏤められていたことで、複数公演見ても常に新鮮に楽しめた。毎回違うけど毎回完成度が高くて、色々な要素がごった返しているのに現実に戻される瞬間がなくて、心掴まれるライブだった。Jr.と思えないクオリティの高さ、という言い方はあまり好きではないけれど、本当にハイクオリティなライブだった。

 

 

ここからは当時のツイートやそこから派生して140字に纏まらなかった感想を纏めてざっと。

 

 

OP映像のこれからライブが始まる!という高揚感、大好き。

 

駆けるの背景の光の映像の疾走感と躍動感にHiHi Jetsらしさを感じた。5人で1列になって歌い踊る姿を見ていると泣いてしまう。

 

Klaxonの揺蕩うような曲調の世界観と芯のある詞の交わりがとても美しくて胸に響いた。彼の表現をずっと浴びていたい気持ちになった。

 

口にする理想はFashion 

アクセル踏んでから鳴らすKlaxon

 

という詞が凄く好き。韻の踏み方も痺れるし、ごちゃごちゃ言う前に進む、御託なんか並べない、その姿勢が好きです。貴方の歩む姿にきっとたくさんの人が惹かれる。私もその1人。

自分の感情や自分が作った物語をひとつの作品として昇華させられる彼は本当に凄い。

 

パレードを歌う優斗さんの瞳、マジでキラキラしてた。あんなに輝く瞳あります??パレードはまだ終わらない。

守備範囲が広くないので恥ずかしながらこの曲を知らず今調べていたら、

作詞:前山田健一  作曲:Nakajin(SEKAI NO OWARI)

と書いてあり驚いた。凄いタッグ…。

 

瑞稀さんのソロどれも良かったな…特に私は名脇役が好きでした。"そんなことばっかを 考えていること"の"考え"の歌い方に包まれてる切なさ儚さがとっても素敵だった。

 

Peak〜BUTTERFLYはあの光るバーの演出から目が離せなかった。直線状や円形のものを次々に変容させて自分たちを魅せていた。かっっっっっこ良かった。

 

baby goneの入り、来る来る来る〜→来た〜!!という感じだった(もっと良い表現できんか…?)。なんていうんだろう、血が滾る感じ。バンクをしゅんしゅんと駆け巡ったりステップを披露したりする彼らを見て、毎公演ローラースケートをやりたくなった。私が。 …あんな風にやってみたいと思うのは自由でしょ?ね!絶対難しいけど!!

 

だぁ〜くねすどらごんの時の画面に入る文字の勢いがこれまた彼ららしいなと思った。

8/18の18時公演で作間くんの"Sexy Rose"が聞けて嬉しかった。もしかして来るか来るか...?というドキドキが見事拾われました..!ありがとう!

8/20の15時公演はたしか 絶体絶命の時に何と言う がテーマだったかな、さくまくんのきなこもちのセリフに私の脳内はクエスチョンマークが並んだけれど、"命乞いってことでしょ"とがりさんは"理解"していたのでそういうことなんだろうな…わかりました…

 

 

面白かったなあMC。

5人のバランスの良さを改めて認識した。

 

愛してるぜT&Tでのグッズコールも面白かった。クリアファイル連呼していて推し推し度高そうだった(?)

High!! High!! Peopleでのいがりさんの"Yes!!"めっちゃかわいかった。夢に出てきてほしい。

 

 

ずきうやのENTERTAINERは、初めて見たとき脳が揺れるような感覚を覚えた。

アイドルとしての矜恃、覚悟、熱意、社会への皮肉、そういうものが込められながらスタイリッシュさもあって痺れた。2人のスキルの高さにも改めて舌を巻いた。

ENTERTAINERを思い起こす度に心臓にずんと衝撃が走る。きっと弾丸を撃ち込まれているのだと思う。

これは必ずどこか他のところでも公開するべき。

じゃないと後悔する羽目になる。貴方が。もっとたくさんの人が見るべき。見ろマジで(そろそろ静かにしな)。

...などと騒がしいことを書いていたらサマパラの舞台ウラ動画が上がった。

 

11:09~少しだけ雰囲気を感じられます。たまたまこの記事を覗いてくださった方、ぜひご覧ください。

 

Your WURLITZER。橋本ロック。

2020年の彼の煌めきを浴びた。狂ったような瞳をする瞬間に痺れた。怠い、もう嫌だ、帰りたい、いろんな感情をみんな僕に預けてと歌うはしもとさんがすこぶる格好良かった。君は弱くない。

 

作間くんソロのVでは、彼の表現がひらけたような印象を受けた。

以前が閉じていた、ということでは断じて無いし、長いこと彼を応援してきた人間ではないので明確な話はできないのだけれど、なんとなく、以前よりもあらわしたいことが表面に見えやすくなったような気がした。

曲調や歌詞やバックの映像も相まって、芽吹きを感じた。ひらひらと踊る彼は、とても美しくて優しくて意志が見えて、幸せそうだった。爽やかであたたかくて心地良くて、じゅわーっと染み渡るような、さらさらと桜舞う春のような、はじまりの風が吹いているように思えた。

彼と彼らの歩む姿をこれからも応援したいと思った。

彼にとって家であるその場所が、長く長く在り続けますように。大きくなっていきますように。

 

 

 

きっと大丈夫で楽しそうなゆとみじゅがかわいかった。帽子を投げ始めたときには あ!!って家の壁に高まった思いをぶつけそうになった。耐えた。好きです…。

 

 

サイモンとジョニー、ゆうとくん(小4)による友達申請は、ずきうやのENTERTAINERとは打って変わってコミカルなパフォーマンスだった。楽曲が頭から離れない。みっぎーひだりみぎひだり!今でもすぐにメロディーが脳内に流れる。楽しい。回を重ねるごとにゆうとくん(小4)のテンションが限界突破して突き抜けていくのが面白かった。み"ん"な"知"ら"な"い"ひ"と"だーー(泣) (見た人にはわかる)(好き)

 

各セクションの前に導入されていたシュールかつ時折マイナーチェンジするサイモンとジョニーのコント、とても面白かった。

2人の関係性には謎が多く、どういった経緯で友達になったのか、好きな科目は何なのか…。筋トレに熱い思いを持っていることと甘いもの好きということ以外、ほぼ何もわからない。興味深い。

はじめは"何が始まったんだ??"という感じだったのに、今ではまた会いたい気持ちである。ふとした瞬間に思い出してしまう。恋しい。

 

 

配信だからこそより面白くなる演出からはじまったFIRE!!!やCHANGE UR WORLD、めっちゃ良かった。FIRE!!!の前、部分的にFace Downが始まりそうなところありませんでした?わからんけど…

CHANGE UR WORLDのはしもとさん→みずきさんのパートとても好き。また聴けたらいいな。

 

Oh Yeah!の爽やかさとどこか漂う切なさがとても彼らに合っていた。めちゃくちゃ楽しいのに、少しだけ泣いた。終わってほしくない夏を過ごせたんだなと実感した。

頭をふりふりするみずきさんとそれを止めたり離したりするがりさんがかわいすぎてガラスケースに入れて飾りたくなった。思いとどまった。

セルフカメラのアイデア天才。5人にぎゅっと集まられると私は弱い。好きだな〜この瞬間よ永遠に…!という気持ちにならざるを得なかった。

 

サヨナラの方程式を歌う5人、眩しくて頼もしかった。胸が一杯になった。そのあとのアンコールの流れもひと工夫あってワクワクした。

Eyes of the future。時は20〇〇年ってどんなにしっくりこない年でも聴きたいくらい好きな曲。

ラップを他のメンバーに振るがりさんも振られて歌うメンバーも、良い表情をしていて楽しそうで、こちらが幸せな気持ちになった。輝く未来を一緒に見たい気持ちが膨らんだ。

 

自分たちでポチッと配信を終わらせるスタイルも好きだったな。そうきたかー!ってこれまたワクワクした。

 

 

HiHi JetsのSummer Paradise 2020を通して、この5人が集うからこそ出るクールさや楽しさ、中身の幅の広さ、テンポの良い会話、面白い発想があるんだろうな、ずっとHiHi Jetsが創るエンターテインメントを浴びたいな、と強く強く再認識しました。

 

彼らが創るエンターテインメントが本当に好き。

楽しい夏をありがとう!!!!!

 

 

 

 

2020/09/03 わたぐも

 

 

 

いいないいな RUNっていいな

 

※この記事は、2020/08/13 00:04 にnoteに投稿した記事をそのまま移したものです。

 
 
 
こんばんは。わたぐもです。
 

youtu.be

 

 

 

2020年8月5日。

Sexy ZoneのNew Single「RUN」が、Top J Recordsから発売!!!!!しましたね。嬉しい。

 

という記事を書き始めたのは8月9日なんですが、バタバタしていて下書きにしまったままでした。8月12日に聡くんの活動再開が発表された嬉しさで再び書きかけの文章の続きを打ち進め始めました。今までにないくらい筆が乗る。

本当に嬉しい。段階を踏みながらゆっくりと。これからも応援しています。

 

 

POP × STEP!?のときにも前後編に及んで語りましたが、RUNとそのカップリング曲を聴くうちにまた今回も残したいことが湧いてきたので書き連ねたいと思います。ポプステの時と同じく、歌詞の話とぼんやりとしたイメージの言語化をひたすらやります。わかりづらいかもしれませんが、みなさん解読頑張って!(なぜ書く側が応援するんだ)

 

 

 

では!Let's, GO!

 

 


M1. RUN
M2. Break Bad
M3. So Sick
M4. Small Love Song
M5. TOGETHER

 

 

 

M1. RUN
発売前から何度も聴きました。
聴くたびに好きになっていく。
前に進むメッセージが込められた曲。
見ている人ひとりひとりにメッセージを届けてくれるパフォーマンスがとても素敵で大好きです。

 

君の過去も今も未来も 何もかも引っ張り出して

ここのマリウスさんの求心力のある歌声がとても好きで、Premium Musicで初めて見たときに強く惹かれたことを昨日のように思い出します。

 

昨日未満でも 明日以上へと

 ここが、Blessedの

昨日より明日を好きと思えた

とリンクするように思えました。
以下、ポプステの記事を書いた当時の私のBlessedの部分の引用をします。

 

昨日より今日を好きと思えた"って、そういう毎日を歩めたら何年か後にはとてつもなくいい世界が広がると思うんですよね。1に1.00001でも掛ければ少しずつ大きくなっていく。でもこれが意外と難しい。0.7掛けてしまう日もある。でもこの曲を聴くと明日は1.00001掛けられるかも、掛けてみたい、そう思える気がする。だから深夜に聴いて明日の糧にしたい。余計な力をふっと抜くことを助けてくれる曲。

RUNの"昨日よりなにかが良くなかったとしても、明日は今日を超え昨日をも超えていこう"というニュアンスが、Blessedの"昨日より明日を好きと思えた"につながるような気がして。
対象が誰かではなく自分であるところも好きです。今日が3歩進んで2歩下がった日だったとしても、次の日5歩進みたかったらためらわなくてもいいんだよと背中を押してくれる。

 

 

 


M2. Break Bad
イントロから高揚感を感じる曲。
コンサートでブチ上がりたい。
固い常識脱ぎ捨てて盛り上がりたい。

 

It's do or die 止まらない
遠慮なんていらない Scream away

という2番サビ前のふうまさんのざらついた熱の飛ばし方、駆け上がり方が胸に来る。

 

もっと大胆に いっそ過激に 
本能のままに 乱れてみない?

ここ、マリウスさんの表現が大人でしっとりと格好いい。大人の扉が開いた。


この曲好きなんですが、上手く言葉に出来ない。
考えるより感じたいのがBreak Bad。

 

 

 

 

M3. So Sick
個人的今回のシングル内No.1曲。お気に入りです。
よって文章量が増えます。ご容赦ください。

イントロから良い。
全体を通して退廃的な空気感が良い。
サビで低音に周期的に襲われる感じも好きです。
はじめのSo Sickの一言で一気に曲の世界観を染め上げるマリウスさんに痺れる。

 

人間なんて皆 阿呆
欲望の子供達 Na Na Na

この部分のふうまさんの表現が好き。
ふうまさんのNa Na Naみんな聴いてよ…絶対聴いて...

 

シュレッダーにかけた感情は
涙を流して歌ってる
捨てようとゴミ箱に投げたけど
指先が拒絶して的を外してく 

ここの詞が大好きです。勝利さんが歌う捨てようと~のところ、感情に確かな形が"ある"のに、無機質にも感じられる。 優しい愛も滾る憎しみもほとんど感じられない、温度の概念を失った感じが好きです。"指先"なのはスマホのゴミ箱に投げようとしてるからかな。感情は心を離れると無になりゴミ箱に放られるけど、まだ指先には温度が残っていて、だから的中しない。そう考えるとますます確かな形をもった無機質、良いな...

 

確かに僕は生きているんだ

歌割り金一封ゾーン。…正直どこもかしこも金一封ゾーンなので有り金はたいても足りない予感しかしません。
フレーズがケンティーにすごく合う。
彼を見ていると、生きることへの熱量とか、物事や人との向き合い方を大事にしているところとか、そういうものをとても感じて見習いたいなと思うんですよね。自分の欠片に火をつけて燃やしてエネルギーにしているような印象があります。だから命を燃やして美しく生きる彼とこの歌詞はとてもフィットするなと思う。

 

過去からの訪問者 右腕に口づけ Na Na Na…

なぜ口づけするのは右腕なのか。左腕ではないのはなぜなのか。なんらかの意味があると思うんだけど神話とかそういうものに疎いので仮説すら立てられず…これを読まれた方、もし何かご存知でしたら教えてください…

 

形あるのに触れられないのは
滑稽に笑われるジョークみたいだ 

の みたいだ のケンティの言葉の回収の仕方が大好き。
捜すのをやめた時に見つかる"かも"っていう詞も良いな...

 

"ボク"は此処から"僕"を見つけるんだ コワセ So Sick

好き。ふうまさんに割り振られているのもとても良い…

 

残酷に千切られたチープな永遠

ここはまず詞が好きなんですが、さらに好きなポイントがあって...
1回目と2回目で残酷なの"ざん"のマリウスさんの歌い方が違う。1回目はあまり潜らないんだけど、2回目はエッジが効いてる。Love...

 

蝕まれてく 

この一言を発する勝利さん、その侵食は序章という感じがして不穏で良い。
ここからのラスト、メンバーが畳み掛けていくところに震える。
高音を歌うケンティは妖艶だし、ふうまさんの良い抜き方が私に刺さって仕方ないし、ふーっと漂うようなマリウスさんは魅力的。



 

 

M4. Small Love Song
壮大な世界観の中で、愛をあらわしている曲。
ALL英語詞。
星の雨と似たものを感じるけど、質感に違いがあるように感じてます。
どちらも水のイメージが浮かぶんだけれど、星の雨は粒子状で、Small Love Songはもっと質量のある大きな水。簡潔に言うと雨と海(はじめから簡潔に言いな)。

冒頭のふうまさんから順に愛という概念を創造してる。
マリウスさん英語詞うますぎる。
よく口が回るなあ…凄い。
生命の輝きと大きさと貴重さが押し寄せる歌だなと思っていて、特にサビの波のように寄せては返すような雰囲気がが好きです。
Cメロは宇宙。この曲と出会わせてくれてありがとう地球。
地球に大海に包まれているような感覚になるので、寝る前に聴くのがおすすめ。落ち着いた気持ちになれる。

 

 

M5. TOGETHER
馴染みの曲調で安心感がある。
世界を明るく肯定する曲。 

 

くだらない だけどすごく かけがえのない瞬間だ

ここをふうまさんに当てたところがいい。なんかこう、くだらないけどとびっきり楽しい時間を過ごす姿が特に想像できるから。

 

人生はきっと素晴らしい 

に疎ましさを感じさせない(と個人的に思わせられる)ところが凄い。私はこういうことを言われると大概"そんなのなんとなくわかってるけどさあ!そんな綺麗な話ばっかりできないよね!"って卑屈人格が出てきちゃう悲しい性格してるのに(自分で言っておいてあれだけど卑屈すぎるなこれ)。これは私が推してる人たちが歌っているからかも知れんけど…
彼らは綺麗事とかそういう次元じゃなくマジで本気で寄り添う。決して軽々しくないのに、圧迫してこない。この感覚、Sexy Zoneの曲を聴いていると私は割と頻繁に感じるんですがずっと不思議。この謎を解明しにアマゾンの奥地行くしかないのかな…。
Hint:彼らの性格からくるスタンス

 

 

 

 

薄っぺらいエールを翳さず、ただ真剣に、目の前の"あなた"に手を伸ばしてくれるSexy Zoneが、私はとても好きです。

 

 

ここまで5曲の新譜に関して歌詞と感覚の話をしてきましたが、どうでしたでしょうか。お読みいただきありがとうございました。曲ごとの文章量に偏りがありすぎますがそこはごめんなさい!今後1曲にだけフォーカスした記事を書くかも知れないし、書かないかもしれない。もし書くならおそらくSmall Love Songだと思う。


RUN、改めて良い作品だなあ...素敵な未来が待っている予感しかしません。これからも楽しみ!

 

 

 

2020/08/13 わたぐも

 

 

 

 

 

 

【自己紹介】Johnny's Otaku Happy Life

f:id:Sky_cumulus:20210815061431j:plain

※この記事は、2020/05/14 23:59 にnoteに投稿した記事をほぼそのまま移したものです。


パンッ(同期する音)
どうも〜!わたぐもです!

 

jounetsukoi.hatenablog.com

 

 

コイさんから受け取りました!ありがとうございます!
バトン。それは〜君がみた光〜。僕が見た希望~…じゃなくて、私がうん年前縁がないだろうな〜と思っていた代物。まあ遠いという意味では光です。

せっかくいただいたし面白そうだったので令和の時代にいっちょやってみます。あたたかい目で見てやってください。
というわけで

 

ジャニオタ自己紹介

 

参ります。

 

 

【名前】

わたぐも

昔から空を眺めて空の色の変化や雲の動きを追うのが好きなのでこの名前にしてます。あとわたぐもって美味しそうだから。

最近空単体で写真を撮ってないことに気づきました。トップの写真は3ヶ月ほど前のある日の空です。この雲はわたぐもではないです。

 

【今の担当は?(複数可)(推しでもどうぞ!)】

グループが好きで担当がいるというタイプなのできっかけはグループのこと込みでいきまーす!

 

○ 嵐 → 大野智さん
好きなところ:軸のブレないダンス。どこまでも伸びやかで自由自在で安定した歌。歌唱中のハ行の発声の仕方。静かな熱を持った絵を書くところ。何かを創りだす時の横顔。テレビ等の柔らかい印象とステージ上での美しさや力強さとのギャップ。芯があるところ。努力を見せず、驕らないところ。ペットボトルキャップを集め、たまったらそこに手を突っ込むのが気持ちいいと感じる感性。日常に幸せを見いだすところ。

担当になったきっかけ:MステのSakura(2015)
ダンスの美しさに目を奪われました。Sakura大好きです。曲調、歌詞、振り付け、すべてにおいて好き。めちゃくちゃ紙吹雪(紙桜)降らせるMステも嫌いじゃないです。
後述の【いつからジャニオタ?】とあわせて読んでいただきたいんですが、2012年くらいからより嵐をゆるーく見るようになっていた私がここで舞い戻りました。で、加速しました。


Sexy Zoneマリウス葉さん
好きなところ:相手を尊重する価値観。自分の芯がしっかりあるところ。人の心を開いてこちらにまっすぐに手を伸ばしてくれる歌声。生きる中で抱く違和感を、丁寧に誰も傷つけずに温度のある言葉にするところ。良いところを良いと言うところ。周りのことをよく理解しているところ。間違っていたら素直に謝るところ。綺麗な肌。美しいお顔。笑ったときハートの形になる口。

担当になったきっかけ:シブヤノオトのぎゅっと(2017)
当時受験生だったのもあって沁みて沁みてほろほろ泣いたんです。多幸感がすごくて。そこでセクゾを応援しようと決めまして、マリウスさんの考え方に惹かれたのをきっかけにひゅーんと引き込まれていきました。デビュー時からゆるーーーく遠くから眺めてはいました。外野の感覚でした。MステでSexy Roseってささやく幼い勝利さんマジで綺麗だった。黒崎くん~は観てなかったけど黒服物語とコドモ警察はたしか観てた。不思議です。人生は常に沼落ち準備体操。

 

HiHi Jets作間龍斗さん
好きなところ:指先まで美しいダンス。高めの澄んだ歌声。パフォーマンス中の流麗な雰囲気とHi-tubeその他で見せる穏やかな語り口や不思議な世界観の両方を兼ね備えているところ。親父ギャグ。三白眼。綺麗な横顔。褒められて嬉しそうに笑う顔。たしかな意志があるところ。取り組んだことをしっかりとものにするところ。音声媒体での落ち着いた話し方。伝記(ジャニーズweb内のHiHi Jetsのページ)のラストを"おやすみなさい。"でよく締めるところ。

担当になったきっかけ:少クラ(2018?)
もともとセクゾを見るために見ていた少クラで、流麗なパフォーマンスをする作間くんを発見(したような気がする)。その後少しずつ作間くんを見る頻度が高まり、箱推し気質なのでHiHi Jetsが気になるように。YouTubeが始まり、ゆるゆると見ていました。そして2018年夏あたりの少クラでだぁどら(自己紹介ラップ)を浴びました。

 

その時の私
なにこの詞、すげえ…誰が書いたん…
↓調べる
えっ猪狩さん?マジ…?
↓調べる
ちょっと…HiHi Jetsいいな.........

(沼へ沈む音)

 

こうして猪狩担か作間担かわからなくなる時を経て、作間担・いがさく大好きなHiHi担となりました。


こんな感じです。
好きなところの言語化、楽しいけどすべては表せてないな。言葉、難しい。

 

 

【いつからジャニオタ?】(きっかけも是非)

嵐がきっかけです。おそらく、おそらくですが、いいなーこの歌!と思ったのがEverything発売当時で、嵐というグループが歌を歌ってると認識してハマりだしたのがマイガール発売当時なので、2009年くらいからです。ゆるーいスタートを小学生の時に切り、波がありながら今に至ります。
振り返れば側にはジャニーズがあった。サンキュージャニーズ。

 

 

【担当遍歴】

櫻井翔さん (2009〜2012 以降は落ち着く)
私のジャニオタの入り口は櫻井さんです。当時はゆるーいオタクでしたがクイズショウとか謎ディとか家族ゲームとか毎週めちゃくちゃ楽しみにしていました。格好いい。生き方が素敵。

大野智さん (2015〜現在)

マリウス葉さん (2017〜現在)

作間龍斗さん (2018〜現在)

 

 

【好きなシンメorコンビ】

○ 山 (大野智&櫻井翔)
お互いにないものを持っていて正反対そうなのに、根っこの部分に近いものがあるところに惹かれます。2人だけの世界になった時の奥深さが好き。とりあえずこれを見てほしい(まだそのコーナーじゃない...)
※2020/08/06追記
こちらには嵐が2020年7月末までYouTubeで公開していた「ジャックとまめのき」の紙芝居のリンクを載せていました。もう見られないことが惜しいです...!

 


○ 健マリ (中島健人&マリウス葉)
お互いがお互いを否定しないところが好きです。ラジオでのポジティブな雰囲気を浴びると明るい気持ちになる。久々にサイトを覗いたんですが配慮が効いてて文章が優しい...メンバーもスタッフさんも素敵なんだな...好きです... 今のソロでのラジオもとても好きだけどまたコンビのラジオが聴けますように...

 

www.joqr.co.jp

 

 

○ いがさく (猪狩蒼弥&作間龍斗)
たしかな技術と才能を持つクールな一面と、スイッチが入るとメンバーも手がつけられなくなる一面(下記動画最終戦参照)の双方を持つところが好きです。かわいい。蒼龍という字の無敵感も好き。

youtu.be

 

 

聡マリが好きだという話もしようと思ったんですが自分の語彙じゃ上手くあらわせないのでここではしません…

 

 

【1番心に残った現場】

5×20のオーラスです。その時の話はここに込められてるので丸投げします。

civil-twilight.hatenablog.com

 

 

【初めて行った現場】

オタ活というものに縁のない家で育ったので現場という概念に踏み込むのが遅かった。嵐のワクワク学校2018です。嵐とセクゾを同時に見られて感動しました。遠くからでも綺麗なのがわかった。すごかった(語彙力)

 

【最近行った現場】

前述の5×20です。
ここにポプステと書く予定だったんですよ本当は…

 

【次行く現場】

あの舞台あのコンサート等々に行くつもりでしたが全てなくなりました。現状まっさらです。3〜5月確実にめちゃくちゃ楽しくなる予定だったんですよ本当は…

 

【記憶に残っているファンサ】

ピンポイントなファンサはそもそも経験がない。
あっでも櫻井さんが天井席に全力で手を振ってくれるのがすっっっっっごく嬉しかった。円盤ではどんな感じか実感しきれなかったけどあれはマジでありがたい。そして私はファンサをする大野さんの柔らかい表情を見るのが大好きです。

 

【好きな曲TOP3】(理由もあればどうぞ)

ありすぎるし順位なんてつけられないので1グループ1曲ずつ紹介します。

〇 full of love / 嵐
一時期狂ったように聴いていた曲。メロディーの心地よさ、詞の美しさ、儚い世界観、"会いにゆくから"の"ら"の切り方、全部全部好き。コンサートでやってくれ…… 

open.spotify.com

〇 Spark Light / Sexy Zone
マジで好き。格好良くてお洒落。サビ前の英語詞からのガラスが割られる音の流れが秀逸。ぜひいつかコンサートでやってほしい。衣装は黒×赤がいいです。

 

〇 ZENSHIN / HiHi Jets
イントロからテンションが上がる。楽しくて前向きな雰囲気が好き。”始まりはここから”のあとのハモリが大好きで延々と聴いてしまう。私はまだ見たことがないのでコンサートで聴きたい…  

youtu.be

 

 

ほかにも本当に色々ある、Kinki KidsスワンソングとかSixTONESのTelephoneとか!!

 

 

【好きな振り付けTOP3(好きポイントも…)】

ありすぎるし順位なんてつけら(以下同文)

〇 TRAP / 嵐
”有能ぶるその態度も”の後の足をクロスさせる振りが何度見ても刺さる。”Sooner of Later 世界は知るのさ Black or White 最後に笑うのさ”のところも大好きです.........


PEACH! / Sexy Zone
かわいい。5人で並んで連鎖する振り付けがかわいい。コンサートだとそこで聡くんが勝利くんの方を向くのもかわいい。風マリのほっぺツンもかわいい。健マリで輪を作ってふうまさんを囲んで舞うのもかわいい。好き~~!!!!!


〇 情熱ジャンボリー / HiHi Jets
”夢を叶える準備運動”のいがさくの作用反作用パート(と私は呼んでいます)が大好き。5人で手をつないでジャンプする振り付けもLove... 

youtu.be

 

 

つなぐの話もしようと思ったけど長くなるので割愛します...

 

 

【自分がJr.になれたらバックにつきたい曲(複数可)】

なにそれいいんですか…
色々考えたんですが、嵐のJaponismの暁(大野さんソロ)で扇を持って踊りたいです。美しい和の世界の一端を担いたい。
セクゾのPAGESの風景画(勝利さんソロ)で傘をさすのも素敵だな...

 

【一番好きなペンライト】

人生で初めて入ったコンサートで思い入れがあるので5×20かな。ドーンのペンライトもうるさくて笑顔になれるので好きです。


【よく買う雑誌】

テレガイAlphaとSODAの質感が特に好きです。最近SPURに出会いました。マリウスさんの連載好きです。


【この映像は見てほしい!というおススメ】

えっこれまた選べん......最近見たものを中心に選びます...

〇 ARASHI LIVE TOUR 2017-2018 「untitled」 / 嵐 
もうとりあえず見て。特に40:40~のパートがおすすめです。アンコールや嵐会も見て損はないというか得しかないのでぜひ円盤を。 

youtu.be

 

SEXY ZONE repaining Tour 2018 / Sexy Zone
コンセプトも演出も好きです。これも全部見てほしいんですけど私が特に好きなのは Fantasy ~1秒の奇跡~、Silver Moon、フィルター越しに見た空の青 の流れ。アイドルってすごいな、ありがとう、君は綺麗だ......という気持ちになります。

sexyzone.ponycanyon.co.jp

 

〇 パパママ一番 裸の少年 夏祭り 2019
7月にサマステの映像が入った円盤が発売するのが楽しみで眠れません!!!!!嘘です。瑞稀くんばりに寝てます。元気です。ウキウキです。

 

 

【ジャニオタになる前の趣味は?】

ジャニオタになる前の趣味の記憶がない。強いて言えば写真を撮ることはずっと好き。今はジャニーズに加えてフィギュアスケート観戦とか坂道グループとかちょっとずつ色々好きです。そうだ最近けん玉始めました。楽しい。

 

【最近気になっている子】

本髙くんのことは薄目で見ています。もぐもぐTVがすごく好き。あんなに嬉しそうに美味しそうに食べるひといます??最近出たジャニーズクイズ部の島動画も刺さりました...

 

 
【最後に一言!】

ここまで読んでいただきありがとうございます。
長かったでしょう。お疲れさまでした。
走り回りました!楽しかったー!自分のことを振り返るきっかけにもなった!!毎度書き始めると長文になるのが私の悪い癖。5000字が近づいてる。怖。ここまで読まれた方、自分で自分を褒めた方がいいです...!
それではまたどこかでー!!

 

以上、わたぐもでした!!!!!

 

 

 

 

 

 


好きです、「POP × STEP!?」 後編

※この記事は、2020/03/23 23:56 にnoteに投稿した記事をそのまま移したものです。

 

こんにちは、わたぐもです。

長くなりすぎたので分けました後編です、
休憩しながらお読みください……

 

 

では後編スタートです。

 

11. Tokyo Hipster

イントロの非日常感。壮大な世界観。ミニチュアでできた東京の地を外から見てるみたいな感覚になる。東武ワールドスクエア。東京を疾走する車に乗って窓から煌めくネオンをぼんやり眺めながら聴きたい。

ホモ・サピエンスなんて地球の歴史を24時間換算したらほんとうに数秒で、ちっぽけだからそこまで気負う必要はなくて、でも今を生きていることは誇り。そういうスタンスって悪くないよね、みたいな前向きさを感じる。太陽との距離が絶妙で、かつ大きさも絶妙だったから地球は"今"があって、それって奇跡じゃない?みたいなプラス思考。

流行り廃りのその先へ向かうSexy Zoneは確実に強いしかっこいい。壮大な世界観が非常に似合う。愛と平和。星と宇宙。刹那も似合うし、これからを着実に軽やかに疾走するのも似合う。何者なんだSexy Zoneって。目が離せん。

混ざり合うブルーレッドイエロー。黒にはならない。原色が織りなす美しい空間。

 

12. MELODY

Tokyo Hipsterからの流れ、フォーカスがより個人に当たった感じがする。エフェクトかけるのもいいな。

"いつでもメロディ 口ずさめば なにがあっても大丈夫 心はもっと強くなる" 
今までを肯定した上で未来も明るく照らしてくれる。Sexy Zoneらしくて好きです。

友達ってなんだろう、って思ったことありません?どれくらいの距離感ならいいんだろう、どれくらい相手を知ってれば友達って言えるんだろう、そもそもそんなに知る必要ってあるのかな、たくさんいればいいってもんじゃないし…とか。そんなぐるぐる巡る考えを取っ払って大事な核を思い出させてくれる曲だなと感じました。もっとシンプルに考えればいいんだな、一歩一歩進んで行こう、って心が軽くなるきっかけをくれる。
"君ならできるはず" "僕ならできるはず" って、励ましてくれるだけじゃなくて、そこに悩む相手がいることがわかる歌詞が沁みる。自分だけじゃないんだなと思えるだけで救われることってあると思うんですよね。

"一緒に歌ってみよう" ってコンサートで優しく呼びかけてくれる彼らを瞼の裏にすでに思い浮かべてます。la la la…って一緒に歌いたい。

原っぱに寝っ転がって青臭い空気を吸い込みながら聴きたい。もしくはいつもは通らない道をのんびり思うままに曲がりながら聴くのもいいな。

晴れた空と美味しい空気。淡いブルーとホワイト、それに混じるいろんな色。

 

13. One Ability

イントロから好き。あやかし。一気に不思議な世界観に人を連れこむ。
冒頭の勝利さん天才ですね…。
声と息のバランスが素敵。
重い愛の曲。この心"さえ" 君に捧げた んですよ。もう他のものだってとっくに捧げている。重い。

"愛することしかできない" "愛することが辛くても"

この主人公にとってのOne abilityがたぶん愛することで、それは主人公を支える理由にも苦しめる理由になってしまうという辛さ…。辛さだけじゃなくてそこに美しさがあるから魅せられてしまう。

重たい愛の歌が似合うランキング1位(私調べ)の中島さんが"愛しているが零れ落ちて"って歌ってます…最高ですね……

混じり合いながら鈍く瞬く深いブルーとブラックの星。

 

14. それでいいよ

ありのままの自分をもう少し肯定して愛していきたいなと思える曲。音のないところから始まる中島さんのパート。そこからつながる優しく肯定してくれる声。心に沁みる処方箋。泣いちまう。

おそらく、この歌に出てくる"君"は、周りのことを"良いな"と純粋にも悔しさを含んでも思えるがゆえに、周りの素敵な友達の話ばかりする。そんな優しすぎる"君"に対して、もっと君の話が聞きたいな、間違いをおそれなくていい、そのままで素敵だよって言ってくれるなんて、なんて優しい世界…世界はそうあれ……

それ"で"っていう表現は、妥協みたいなニュアンスで良くない、っていう風潮あるじゃないですか。そういう考えもわかるけれど、それ"が"いいよって言われるとそれじゃなきゃいけないみたいな圧がある気がする。まあ言い方にもよると思うけれど。それ"で"いいよとすることには、今を肯定した上で他の選択肢を制限しない思いやりが込められているのかなと思いました。

これまでも今もこれからもまるっと肯定してくれるSexy Zone。無駄だったと思っていたことももしかしたらそうでもないのかもしれないと気づかせてくれる。公園のベンチで聴きたい。で、ぼろぼろ泣いて子供たちに不審がられる。ごめんよ変な人が公園のベンチでイヤホン耳にさして泣いてて(どうした)

"何個でも言えるくらい知ってる 君の素敵なとこ"
具体例を出せるということは、それまでの関係の築き方が深いということで。こんなの愛でしかないじゃん。永遠に泣いてしまう。

Sexy Zoneのメンバーのことを私は寄り添いの達人だと思うことが多くて。ラジオや雑誌に寄せられた悩みにとても丁寧に答えていて、色々な立場を受け止めつつ考え方を提供してくれるなあという印象を持っています。
この歌は、本当は僕も不安だ、と同じ立場であることを共有してくれて、それでいいよ と言ってくれる。MELODYも近いところがあるんですがそうやって未来を共に見つめてくれる。これを寄り添いの達人たちが歌う。沁みる。

パステルカラーの光がひとつにまとまって、さらにふわっと輝くイメージ。

 

15. 麒麟の子

ここで再びシングル曲。名曲。イントロから確信するタイプの名曲。
汚れた世界で生きる自分に対して悲観的にならず、前を見つめているところが凛々しい。めちゃくちゃ格好いい。痛みを知っている麒麟は強くて優しくて、救いようがないように見える世界に光をもたらす。流されるだけじゃわかるものもわからない。広い空の下で自分の頭で考える大切さを訴えているところが好き。
この歌をSexy Zoneが歌うことに深い意味があるなと思っています。
音域が歌いやすいなと思います。個人的には。カラオケで本人映像を見ながら歌うの最高に楽しい。

様々なカラーになれる力を秘めた強い花。まだ蕾。

 

16. HIKARI

好きです。もう本当に。

爽やかで、どこか危うくて、心配になるんだけど、そんな必要なんかなくて、笑いながらちょっぴり涙を流しつつ歩いていくんですよ。その涙をはっきりこちらが見ることはないけれど。そんな曲。

高速道路を駆け抜けながら聴きたい。どこかへ踏み出す時の相棒にしたい。
ラストの挨拶の時のバックに流れる曲や。知らんけど(その2)
"希望が呼んでいる 飛び込んでしまえ"
の"飛び込んでしまえ" が"飛び込もう"でも"飛び込め"でもないところがめちゃめちゃ好き。流れに身を任せながらもチャンスを自分の意志で掴んでみようぜって背中を押されている感覚になる。

"頑張りすぎないで頑張って"なんて、推しに言いたくなる言葉やん、、頑張りすぎて折れてしまうのは心配だけど、頑張りたい気持ちは痛いほどわかるから、"頑張りすぎないで頑張って"って言う…今日も明日もそう言いたくなる…
サビ前のメロディーがすーごい好き。
"同じ未来なんて贅沢かな? でも側にいたいよ 君にとっても僕がそうだといいな" が刺さる。
荷物という言葉にポジティブな意味を込めているところが新鮮でいいなと思いました。ここでも発想の転換
Are you ready? から始まりReady to go で終わる。準備できてるんだなあ………号泣
聡くんへのメッセージにも、ファンへのメッセージにも捉えられるなあなんて思いました。

色とりどりの前進する光がひとつに集まって、力を増して加速していく、そんなイメージ。

 

 

〜ソロ曲〜

Show must go on / 佐藤勝利

前奏からお洒落。5 minutesから始まる歌。5。
ジャニーズとして生きていく彼の強い決意が詰まった曲。勝利さんの好きな音楽の雰囲気が入った曲かなと思う、詳しくないからわからないけど(逃げるな)
舞台に立つ人が、夢を頂戴。夢をあげます。って言う。このお互いがいるからこそ成り立つ世界観。

強くて儚い。

自分は自分の道を歩まねばならない。自分の靴で。新しい靴で歩くのは舞台の上以外の選択肢もあったわけだけれど、彼は舞台の上を選んだ。

舞台は続けなければならない。進まねばならない。楽しめる人なんだな、その一見苦しそうな世界も。本当に舞台に立つ人だ…。先日のブログでもステージへの強い思いがひしひしと伝わってきたんですが、ああやっぱり彼はステージと共にあるんだな、これまでもこれからもずっとそうなんだろうな、と目頭が熱くなりました。

"幕が開き、拍手が響く 終わる前にここを楽しもう 後は君が溺れてしまうだけ"にめちゃめちゃ"佐藤勝利"が詰まっている気がする。"後は君が溺れてしまうだけ"って凄くないですか…? "魚のように踊ってた"と置かれている環境がリンクしてるところも好きです……。

総じてちょっぴり狂気を感じるところも刺さる。地獄の中で咲き誇る花、みたいな。これぞジャニーズという気持ちになる(それが好きという話です)
彼と彼らが紡ぐ夢をずっと浴びたい。

"そう願いって必ず叶うと言うでしょ?"と勝利さんが言うとただの綺麗事じゃなくて本当に叶うんだなと思えてくる。きっとふっと微笑んで叶えていく。すごい人。

 

SHE IS…LOVE / 中島健人

三部作ラストは爽やか。やっぱりそこがケンティー
曲中の音の反響具合といい、コール曲ということといい、コンサートをすごく意識した曲なのが伝わってくる。

"君の眩しさには勝てないよ 叫ぼう"のテンポの刻み方が好き。カラオケで歌いたい。

"運命を辿ってみても 君以外の道はありえないよ"
"大丈夫、君にはもう 「僕がいるから1人じゃない」 って言ったけど今は君がいなければ 僕の未来は描かれないよ"
ファンとの曲に聴こえるなあと思う。
中島さんはとても頼もしくて強くて眩しいけど、どこか脆さを感じて何かが彼から溢れて崩れてしまいそうに見えることもあるなと感じていて。ワードの選び方からもその両面が強く感じられる彼らしい曲。揺れる髪 からの韻の踏み方がケンティーらしくて好き。

 

HAPPY END / 菊池風磨

聴いた瞬間からうっわ〜〜いい〜〜〜ってにやにやしました。とても聴き心地がいい。なんて言ったらいいかな、、、これはエモい(甘んじるな)

微睡みの中で手を伸ばしてる、そんなイメージの曲。
女性ボーカルと声が重なる感じがお洒落極まりない。
韻の踏み方が気持ちいい。
過去のソロ曲とリンクしてる部分が結構あって、"終わってゆきそうな恋"と"過去"をリンクさせてんのかな〜そしてその曲にHAPPYという前向きなワードを含ませてる〜うわ〜〜菊池風磨さんすげ〜〜〜勝てね〜〜〜〜〜!って言いながら拳突き上げちゃう。めっちゃ伝わりづらくて申し訳ないんですが私にはうまく言葉にならない良さ。とりあえずまだ聴いてない人は聴いてほしい。私は語彙力つけて出直します…

 

all this time / マリウス葉

泣いた。ぼろぼろぼろぼろ泣いた。こんなに泣くのか…ってちょっと自分に引いた。聴覚オンリーでここまで泣いたのは初めてだと思う。イントロからこれはすごいぞ…と思った。総じて穏やかで優しい、芯のある声にふわっと包まれる感覚。そりゃあ彼自身が深く作詞に関わるソロ曲と分かったときからめちゃめちゃ期待してたけど、その期待をすっと超えていった……。好きです。

洋楽みたいですよね…お洒落。1番は英語詞なので、リスニング能力の低い私には全部を聴き取って意味を理解するなんてできなかったんですが、歌声のあたたかさと歌い方から伝わってくる本人のしなやかなスタンスみたいなものを耳から受け取った結果涙が止まらなくなった。2番の日本語詞になるとそれはなおさら加速した。歌詞を見ながら通して聴くと涙腺完全崩壊。

"キミを笑顔にすることから始めていいかな?"
という歌詞、マリウスさんが日本に来るときのみんなを笑顔にしたいという気持ちがそのままそこにあるんだなって、心があったかくなった。

マリウスさんは色々なことを多角的に受け止めた上で、日々を大切に、自分をそのままに歩いていく人だと思っていたので、その考えは変わってないんだけど、この曲を聴いてやっぱりたくさん悩んだりもするんだろうな、って胸がきゅっとなった。自担がアイドルであり続けることを望むくせにそれが本人にとって負担じゃないか考えてしまう矛盾オタクなので……
マリウスさんの考えていることをもっとたくさん知りたかったから、ブログが始まったことがとても嬉しいなということも曲を聴きながら改めて思いました。思考の断片を知ることのできる機会が増えるなんて歓喜の舞踊るしかないじゃん?SPURの連載がスタートするのもとても楽しみです。家に届くのが待ち遠しい。

みんな違うから素敵だということはずっとずっと心にとめておきたいし、"今日"を大切にしていこうって改めて思える曲。今、マリウスさんが19歳から20歳になろうとしているこの時期に、この歌を届けてくれたことにとても感謝しています。ありがとう。

 

 

 

あらゆるPOPが詰まっていてどれもが魅力的で、リアルだったりどこか非現実的だったり、coolだったりcuteだったり、そうやってバラエティに富んでいるのに一貫性がある。POP × STEP!? はそんなアルバムだなあと思っています。歌詞の方向性や曲調と歌詞の掛け合わせ方などから過去や昔を大事にしつつ今を見つめ、未来を実直に前向きに捉える姿勢が垣間見えてとても好きです。

押し合いへし合いではなく(ダヴィンチ)、抗うでも争うでもなく(極東DANCE)あたりに周りとどうこうするのではなく自分と向き合って自分を高めていこうというスタンスを感じるし、

どうせなら一番光るとこ 君と(まっすぐのススメ!)、流行り廃りあることは わかっててもその先を目指してく 僕たちは風を感じる(Tokyo Hipstep)あたりには時代の流れに関わらずまっすぐに向上心を持ち続ける姿が見えるし、

みんな違うからいい それだけは忘れるなよ(○△□)、でも少しでも できることはやってみよう 君ならできるはず(MELODY)、あたりからは自分と周りの関わる人を大切にしながらひとつずつ前に進んでいく雰囲気が伝わってくるんですよね。

誰かを陥れる必要も無駄に比べる必要もないし、自分らしく、周りの人や置かれた環境に感謝しながら、少しずつしかし確実に前に進んでいこうというメッセージが込められているように思える、あたたかいアルバム。とっても素敵なアルバムに出会えたな。Sexy Zoneのこの先もとても楽しみです!!!!!

 

 

2020/03/23 わたぐも