Magic hour

空に手を翳して

いいないいな RUNっていいな

 

※この記事は、2020/08/13 00:04 にnoteに投稿した記事をそのまま移したものです。

 
 
 
こんばんは。わたぐもです。
 

youtu.be

 

 

 

2020年8月5日。

Sexy ZoneのNew Single「RUN」が、Top J Recordsから発売!!!!!しましたね。嬉しい。

 

という記事を書き始めたのは8月9日なんですが、バタバタしていて下書きにしまったままでした。8月12日に聡くんの活動再開が発表された嬉しさで再び書きかけの文章の続きを打ち進め始めました。今までにないくらい筆が乗る。

本当に嬉しい。段階を踏みながらゆっくりと。これからも応援しています。

 

 

POP × STEP!?のときにも前後編に及んで語りましたが、RUNとそのカップリング曲を聴くうちにまた今回も残したいことが湧いてきたので書き連ねたいと思います。ポプステの時と同じく、歌詞の話とぼんやりとしたイメージの言語化をひたすらやります。わかりづらいかもしれませんが、みなさん解読頑張って!(なぜ書く側が応援するんだ)

 

 

 

では!Let's, GO!

 

 


M1. RUN
M2. Break Bad
M3. So Sick
M4. Small Love Song
M5. TOGETHER

 

 

 

M1. RUN
発売前から何度も聴きました。
聴くたびに好きになっていく。
前に進むメッセージが込められた曲。
見ている人ひとりひとりにメッセージを届けてくれるパフォーマンスがとても素敵で大好きです。

 

君の過去も今も未来も 何もかも引っ張り出して

ここのマリウスさんの求心力のある歌声がとても好きで、Premium Musicで初めて見たときに強く惹かれたことを昨日のように思い出します。

 

昨日未満でも 明日以上へと

 ここが、Blessedの

昨日より明日を好きと思えた

とリンクするように思えました。
以下、ポプステの記事を書いた当時の私のBlessedの部分の引用をします。

 

昨日より今日を好きと思えた"って、そういう毎日を歩めたら何年か後にはとてつもなくいい世界が広がると思うんですよね。1に1.00001でも掛ければ少しずつ大きくなっていく。でもこれが意外と難しい。0.7掛けてしまう日もある。でもこの曲を聴くと明日は1.00001掛けられるかも、掛けてみたい、そう思える気がする。だから深夜に聴いて明日の糧にしたい。余計な力をふっと抜くことを助けてくれる曲。

RUNの"昨日よりなにかが良くなかったとしても、明日は今日を超え昨日をも超えていこう"というニュアンスが、Blessedの"昨日より明日を好きと思えた"につながるような気がして。
対象が誰かではなく自分であるところも好きです。今日が3歩進んで2歩下がった日だったとしても、次の日5歩進みたかったらためらわなくてもいいんだよと背中を押してくれる。

 

 

 


M2. Break Bad
イントロから高揚感を感じる曲。
コンサートでブチ上がりたい。
固い常識脱ぎ捨てて盛り上がりたい。

 

It's do or die 止まらない
遠慮なんていらない Scream away

という2番サビ前のふうまさんのざらついた熱の飛ばし方、駆け上がり方が胸に来る。

 

もっと大胆に いっそ過激に 
本能のままに 乱れてみない?

ここ、マリウスさんの表現が大人でしっとりと格好いい。大人の扉が開いた。


この曲好きなんですが、上手く言葉に出来ない。
考えるより感じたいのがBreak Bad。

 

 

 

 

M3. So Sick
個人的今回のシングル内No.1曲。お気に入りです。
よって文章量が増えます。ご容赦ください。

イントロから良い。
全体を通して退廃的な空気感が良い。
サビで低音に周期的に襲われる感じも好きです。
はじめのSo Sickの一言で一気に曲の世界観を染め上げるマリウスさんに痺れる。

 

人間なんて皆 阿呆
欲望の子供達 Na Na Na

この部分のふうまさんの表現が好き。
ふうまさんのNa Na Naみんな聴いてよ…絶対聴いて...

 

シュレッダーにかけた感情は
涙を流して歌ってる
捨てようとゴミ箱に投げたけど
指先が拒絶して的を外してく 

ここの詞が大好きです。勝利さんが歌う捨てようと~のところ、感情に確かな形が"ある"のに、無機質にも感じられる。 優しい愛も滾る憎しみもほとんど感じられない、温度の概念を失った感じが好きです。"指先"なのはスマホのゴミ箱に投げようとしてるからかな。感情は心を離れると無になりゴミ箱に放られるけど、まだ指先には温度が残っていて、だから的中しない。そう考えるとますます確かな形をもった無機質、良いな...

 

確かに僕は生きているんだ

歌割り金一封ゾーン。…正直どこもかしこも金一封ゾーンなので有り金はたいても足りない予感しかしません。
フレーズがケンティーにすごく合う。
彼を見ていると、生きることへの熱量とか、物事や人との向き合い方を大事にしているところとか、そういうものをとても感じて見習いたいなと思うんですよね。自分の欠片に火をつけて燃やしてエネルギーにしているような印象があります。だから命を燃やして美しく生きる彼とこの歌詞はとてもフィットするなと思う。

 

過去からの訪問者 右腕に口づけ Na Na Na…

なぜ口づけするのは右腕なのか。左腕ではないのはなぜなのか。なんらかの意味があると思うんだけど神話とかそういうものに疎いので仮説すら立てられず…これを読まれた方、もし何かご存知でしたら教えてください…

 

形あるのに触れられないのは
滑稽に笑われるジョークみたいだ 

の みたいだ のケンティの言葉の回収の仕方が大好き。
捜すのをやめた時に見つかる"かも"っていう詞も良いな...

 

"ボク"は此処から"僕"を見つけるんだ コワセ So Sick

好き。ふうまさんに割り振られているのもとても良い…

 

残酷に千切られたチープな永遠

ここはまず詞が好きなんですが、さらに好きなポイントがあって...
1回目と2回目で残酷なの"ざん"のマリウスさんの歌い方が違う。1回目はあまり潜らないんだけど、2回目はエッジが効いてる。Love...

 

蝕まれてく 

この一言を発する勝利さん、その侵食は序章という感じがして不穏で良い。
ここからのラスト、メンバーが畳み掛けていくところに震える。
高音を歌うケンティは妖艶だし、ふうまさんの良い抜き方が私に刺さって仕方ないし、ふーっと漂うようなマリウスさんは魅力的。



 

 

M4. Small Love Song
壮大な世界観の中で、愛をあらわしている曲。
ALL英語詞。
星の雨と似たものを感じるけど、質感に違いがあるように感じてます。
どちらも水のイメージが浮かぶんだけれど、星の雨は粒子状で、Small Love Songはもっと質量のある大きな水。簡潔に言うと雨と海(はじめから簡潔に言いな)。

冒頭のふうまさんから順に愛という概念を創造してる。
マリウスさん英語詞うますぎる。
よく口が回るなあ…凄い。
生命の輝きと大きさと貴重さが押し寄せる歌だなと思っていて、特にサビの波のように寄せては返すような雰囲気がが好きです。
Cメロは宇宙。この曲と出会わせてくれてありがとう地球。
地球に大海に包まれているような感覚になるので、寝る前に聴くのがおすすめ。落ち着いた気持ちになれる。

 

 

M5. TOGETHER
馴染みの曲調で安心感がある。
世界を明るく肯定する曲。 

 

くだらない だけどすごく かけがえのない瞬間だ

ここをふうまさんに当てたところがいい。なんかこう、くだらないけどとびっきり楽しい時間を過ごす姿が特に想像できるから。

 

人生はきっと素晴らしい 

に疎ましさを感じさせない(と個人的に思わせられる)ところが凄い。私はこういうことを言われると大概"そんなのなんとなくわかってるけどさあ!そんな綺麗な話ばっかりできないよね!"って卑屈人格が出てきちゃう悲しい性格してるのに(自分で言っておいてあれだけど卑屈すぎるなこれ)。これは私が推してる人たちが歌っているからかも知れんけど…
彼らは綺麗事とかそういう次元じゃなくマジで本気で寄り添う。決して軽々しくないのに、圧迫してこない。この感覚、Sexy Zoneの曲を聴いていると私は割と頻繁に感じるんですがずっと不思議。この謎を解明しにアマゾンの奥地行くしかないのかな…。
Hint:彼らの性格からくるスタンス

 

 

 

 

薄っぺらいエールを翳さず、ただ真剣に、目の前の"あなた"に手を伸ばしてくれるSexy Zoneが、私はとても好きです。

 

 

ここまで5曲の新譜に関して歌詞と感覚の話をしてきましたが、どうでしたでしょうか。お読みいただきありがとうございました。曲ごとの文章量に偏りがありすぎますがそこはごめんなさい!今後1曲にだけフォーカスした記事を書くかも知れないし、書かないかもしれない。もし書くならおそらくSmall Love Songだと思う。


RUN、改めて良い作品だなあ...素敵な未来が待っている予感しかしません。これからも楽しみ!

 

 

 

2020/08/13 わたぐも